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情報セキュリティとは、情報の“機密性”、“完全性”、“可用性”を維持することを言います。

 IT戦略の構築   2/3

■プロセスフローの具体的内容

 ここで示すプロセスフローは、ITコーディネータがコンサルティングを行なう際の一例として掲げています。当然に、企業の規模、導入・活用するITの内容などによって異なってきます。
 重要なのは、経営戦略として経営者自らが積極的に参画し、会社全体の業務改革・組織改革(BPR:ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)として取り組む必要があることです。


1)会社概要のまとめ
  1. 経営トップの意思確認、経営者への聞き取り調査
     企業プロフィール(基本情報、沿革、事業内容、組織体制等)
     経営理念・方針、経営目標、利害関係者(ステークフォルダ)、意思決定手順(デシジョンプロセス)の確認 ・プロジェクト推進に関する方法論、予算、期限等の確認
2)プロジェクトの立ち上げ
  1. 経営トップの意思表明
     プロジェクトの成功には、経営トップが強力なリ−ダーを発揮させることが大切であり、重要なイベントの一つと言えます。
  2. プロジェクトチームの発足、プロジェクト推進体制の構築
     経営トップの想いを浸透させ、社内への早期徹底を図るとともに、利害関係者や組織影響を配慮した人選によるプロジェクトチームを発足させます。
  3. シナリオ(スケジュール)の確認
     プロジェクトを迅速に進める、スケジュールをしっかしり定める必要があります。企業規模や想定される改善内容、目標等によって異なりますが、3〜4ヶ月で具体的な戦略情報化企画書の作成まで辿りつきたいものです。
3)経営戦略の策定
  1. 内部環境、外部環境(業界特性)の分析
     己を知り他人を知るところから始めます。また、競争優位の源泉となる技術や能力・資源(コンピタンス)を整理確認します。(この部分をおろそかにすると素晴らしいITを導入しても競争に生き残ることができません。)
      <キーワード:ポーターの競争要因分析、コアコンピタンス>
  2. SWOT分析
     企業の強み・弱み、外部環境としての機会・脅威を分析します。
     先の内部環境、外部環境分析の結果を充分に把握しておくことが大切です。
      <キーワード:SWOT分析>
  3. 主要成功要因の抽出
     強みを活かし、機会をいかに活かすか、弱みをどのように対応するかと検討し、企業発展のための重要な課題「主要成功要因:CSF」(重要経営課題)を抽出します。
     また、その優先順位をつけます。今の時代、中小企業にとっては強みいかに活かすに主眼を置くといいでしょう。
      <キーワード:、CSF(主要成功要因)、集中と選択>
  4. 新ビジネスモデルの図式化、収益構造モデルの明確化
     事業改革目標と主要成功要因の影響図(インフルエンスダイヤグラム)を書いて好循環連鎖を確認します。
     導き出された経営課題の改善が事業改革目標・利益の増大と如何に関連付けられているかを共通認識とします。
      <キーワード:BSC(バランススコアカード)>
  5. 経営戦略企画書の作成
     変革実施後の具体的なアクションプランをまとめます。
     例えば、1年後、2年後、3年後のあるべき姿、目標を示します。
      <キーワード:AsIsモデルからToBeモデルへ>
4)戦略情報化企画
  1. 戦略情報化プロセスのためのプロジェクトの立ち上げ
     対応範囲、方法論の決定、経営方針との関連性の確認、IT動向の検討等を検討・確認します。また、自社の情報化成熟度を見極めておく必要もあります。
  2. 現状のビジネスプロセスモデルの作成
     改善対象となる業務の詳細を図式化し現状把握を行います。
  3. 業務機能改善テーマ、代替案の検討
     現行ビジネスプロセスの中から改善テーマを抽出し、その改善案・IT支援項目(代替案)を検討します。
  4. 新ビジネスプロセスモデルの作成
     改善対象業務における代替案を取り込み、経営戦略の基づく新ビジネスプロセスを描きます。新しい情報システムの姿が現れてきます。
  5. モニタリング項目の定義
     主要改善テーマの達成、ビジネスプロセスの実現のためのモニタリング項目とその指標を定義しておきます。具体的な目標値を設定し、後に目標達成度合いを確認するために用います。
  6. 戦略情報化企画書の作成
5)情報化資源調達
  1. 調達の手順の決定
     新たなシステムの開発かパッケージの活用かなどを検討します。
     現在、様々なパッケージが登場していますので、この様なパッケージを用いる事で迅速かつ廉価なシステム導入が可能となります。
  2. RFI(情報提供要請)/RFP(提案書提出要請)の発行
     外部からシステムを調達する場合に、その要求事項を記載し、適切なシステムの提案を受けます。これまでの決定事項が整合性をもって網羅されている必要があり、必要によって説明会を開催します。
  3. 調達の決定
     単に価格のみでなく、業務に関するノウハウの保有、提案の適切性、導入後のフォロー、企業として安全性など見極めた上で決定します。  公平な評価をするために事前に評価基準を作成しておきます。
6)開発・テスト・導入
  1. 実施計画書の作成
     仕様、予算、日程、受入テスト計画、移行計画、運用計画等を具体化させます。
  2. 契約
     システム開発にトラブルは付きものです。変更手続き、責任の所在などを明確にしておきます。
  3. 開発のモニタリング
     システムの開発状況、システムの移行状況をモニタリングします。
     システム導入には、個別開発、標準パッケージ及びそのカスタマイズなど様々形態が考えられ、それぞれに応じたモニタリングが行われます。
  4. 総合受け入れテスト
7)運用サービス・デリバリ
  1. SLA(サービスレベルアグリメント)の締結
     システムの運用において、性能・精度の保証、トラブルの対処、緊急時の対応等について明確にしておきます。
  2. 運用のモニタリング
     システムは導入したら終りではありません。システムの稼動状況や、改善効果のモニタリンクを継続的に実施していくことが必要です。
  3. モニタリング報告

*それぞれのプロセスにおいて、適切なプロジェクトマネジメント、最良の問題解決を見つけるためのコミュニケ−ション、具体的、客観的な成果・活動のモニタリングが行なわれている必要があります。

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